全北特別自治道は8月4日、在外同胞の安定的な地域定着を支援するための「全北在外同胞滞留支援センター」(以下、センター)を開所したと発表した。

 

今回のセンター開所は4月、在外同胞庁が主管した「地域別在外同胞定着支援事業」公募に全北が選定されたことにより推進されたもので、今年12月までテスト運営される。

 

センターは全北国際協力振興院が運営を引き受け、全州商工会議所6階に位置した「全北外国人勤労者支援センター」内に在外同胞専用相談室を用意し、滞留相談と生活定着支援のための拠点として活用される。

 

センターでは道内在外同胞の安定した地域定着のために、▲法律·労務·行政などの専門家無料相談▲通訳·翻訳サービス▲不動産·行政などにおける生活基盤造成支援など適合型サービスを提供する予定である。

 

また、公式SNS(インスタグラム、フェイスブック)のアカウントを新設して主要事業を広報し、在外同胞の移住背景や文化などを紹介するカードニュースを定期的に掲示し、道民の理解と共感を広げていく計画である。

 

また、全北の歴史と産業を体験できる現場探訪活動を通じて、在外同胞が地域に対する理解度を高め、地域社会とのつながりを強化する契機も用意する予定である。