全北特別自治道は9日、全北女性家族財団で結婚移民者定着支援のための「結婚移民者365オンニ（お姉さん）メンター団優秀事例発表会」を開催し、メンタリング活動の成果を共有した。

 

「365オンニメンター団」は国籍を取得した先輩結婚移民者(メンター)が入国初期に結婚移民者(メンティー)に様々な経験と生活情報を案内し、情緒的支持を提供するなど結婚移民者の安定的な地域定着を助ける全北型メンタリングプログラムである。

 

最優秀事例に選ばれたメンターのイ·ヘジン氏はベトナム出身で、自分の国籍取得経験を基に、経済的困難で審査放棄を悩んでいたメンティーを最後まで支援した事例を発表し、大きな感動を与えた。申請書作成から面接準備まで定期的に会ってメンティーの不安を解消し、試験脱落後にも持続的な激励と情報提供を通じて、最終的に国籍取得に成功できるように助けた。

 

全北特別自治道は、今回の発表会を通じてメンタリングが単なる情報伝達を超え、結婚移民者の人生を実質的に変化させる同伴成長のモデルであることを確認した。今後もメンターとメンティー間の自助的関係の形成と持続可能な共同体の構築のために地域社会の協力を強化し、結婚移民者の力量強化中心の政策を拡大していく計画である。